お子さまが歯医者嫌いにならないための親の工夫

「うちの子、歯医者さんに行くって言うと泣いちゃって‥」
「もう診察台に座るだけで精一杯で」
という保護者の方の声を保育園の健診などに行くと、よく耳にします。
実際、歯医者さんが苦手なお子さんは珍しくありません。
しかし関わり方や言葉がけで、歯医者さんへの印象は大きく変わります。
そこで今日は「お子さまが歯医者嫌いにならないために、保護者ができる工夫」をご紹介します。
目次
1. 歯医者嫌いの原因
お子さまが歯医者さんを嫌がる理由は、ほとんどの場合、この3つに当てはまります。
- 何をされるかわからない(不安感)
- 口を触られるのが苦手(感覚)
- 過去に歯医者で「痛い」「怖い」という経験がある

つまり、歯医者嫌いは性格より、不安や怖さの積み重ねによるものが多いと言えます。
逆に言えば初期の対応がとても大切で、「怖くない」「できた」「ほめてもらえた」という経験を積めると、歯医者さんは安心できる場所になります。
2. 親御さんにぜひ避けてほしいNGワード
歯医者さんに行く前に、ついつい言ってしまいがちな言葉として、下記のようなものがあります。

- 「痛くないから大丈夫」
子どもはその言葉で「痛くない?痛いことをされるの?」と想像してしまいます。
- 「泣いたら怒られるよ」
「歯医者=怒られる場所」になってしまいます。
- 「怖くないよ、先生優しいよ」
これ自体は優しい言葉ですが、歯医者は怖いものとして刷り込まれてしまうことがあります。
他にも終わったらお菓子買ってあげるなどの声がけは、歯医者さんへ通う目的地と矛盾してしまうこともあります。
3. 歯医者嫌いを防ぐ「親の声かけ」おすすめ例
歯医者さんに行く前の声掛けのポイントは子どもに事実を短く伝えて、安心させることです。
おすすめの声かけは下記のようなものです。

- 「先生に歯をピカピカにしてもらおうね」
- 「お口を見てもらって、強い歯にしようね」
- 「今日は練習しに行こう」
- 「できるところまでで大丈夫だよ」
- 「ママ(パパ)も一緒にいるよ」
治療ではなく、練習やチェックするという意味合いにすると、より一層安心感が増します。
4. 歯医者が苦手な子ほど「予防」で通うのが正解
実は、これが一番大切です。
痛くなってから来ると、治療が必要になります。
それが痛い・怖い体験になり、歯医者嫌いになる、という流れが起こりやすくなります。

だからこそ、歯医者に慣れるためには、痛くないうちに「予防」で通うということが一番のおすすめの方法です。
初めての歯医者さんでは診察台に座れたり、口を開けられただけでも素晴らしいです。
できたという経験が積み重なっていくと、子どもは本当に驚くほど成長します。
5. 診察当日の受診成功のコツ
診察当日に、無事お子さんの受診を成功させるには、下記のような方法があります。

①予約時間は「午前中」がおすすめ
眠い・お腹がすいている時間帯は、お子さんが不機嫌になりやすいので、まだまだ元気な午前中がおすすめです。
②事前に歯みがきをする
口の中がスッキリしていると、お子さん本人も安心しやすいです。
③ 待ち時間対策をする(お気に入りを持参)
なるべく待ち時間のないように努めておりますが、小さなおもちゃや絵本、ぬいぐるみなど、その子にとってのお気に入りの安心グッズがあると心が落ち着きます。
④ 「できなかった」ではなく「ここまでできたね」という声掛け
終わった後は、できたところをほめてあげましょう!

6. 治療が必要になったときには
どうしても、虫歯などで治療が必要になることもあります。
そんな時は、パパママ保護者様の一言がお子さんの大きな勇気になります。
- 「先生と一緒に頑張ってみよう」
- 「ママ(パパ)はそばにいるよ」
など、怖がっている子に必要なのは大丈夫という言葉の押し付けではなく、味方がいる安心感がとても大切です。

まとめ:
いかがでしたか?
歯医者嫌いを防ぐ鍵は「最初の印象」と「親の言葉」
お子さまの歯医者さん受診を成功させるために、歯医者さんはもちろんパパママ保護者様ができる工夫はたくさんあります。
- NGワードを避ける
- 安心できる声かけワードに変える
- 痛くないうちに予防で歯医者に通う
- できたところをたくさんほめる

歯医者は「怖い場所」ではなく、お子さんの歯を守る場所です。
小さな成功体験を積み重ねて、笑顔で歯医者さんに行けるようになりましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。


