つわりの時の歯磨きの仕方
土呂駅東口目の前の土呂駅あつ美歯科クリニックです。このコラムでは、つわりの時の歯磨きの仕方について詳しく解説していきます。
産婦人科医の論文によると、妊婦さんのおおよそ80%がつわりを経験すると言われています。そしてその多くが吐き気を伴います。中には食べ物を見るだけでも気分が悪くなったり、その症状は様々です。
つわりがひどくて歯磨きが出来ない!
とはいえ、ほとんどケアを行わないことで出産後や将来的に、虫歯や歯周病により歯を失うリスクが高くなってしまいます。こんな工夫はいかがでしょうか。
・下を向いて磨く
唾液が奥に溜まると気持ち悪くなることがあります。ただし、下を向くと余計に気分が悪くなることもあるので、注意が必要です。
・歯ブラシを小さめなヘッドにして小刻みに磨く
小さい歯ブラシならば大きく口を開けずにすみます。
奥から手前に磨くと吐き気が抑えられるかもしれません。
・ワンタフト、1本ブラシと呼ばれる頭の部分の小さいブラシを使う。
特に舌に当たると吐き気を誘発することがあります。
・匂いや刺激に敏感な時は、無香料の歯磨き粉や発泡の少ない歯磨き粉やジェルタイプのものを使用したり、歯磨き粉を使わなくても大丈夫です。
・マウスウォッシュ(デンタルリンス)でゆすぐ
お口の中のネバネバ感や不快感を和らげることが出来るかもしれません。心配な場合はノンアルコールタイプから試してみましょう。
・うがいは多めに行う。
小さなヘッドの歯ブラシやワンタフトブラシ、刺激の少ないマウスウォッシュや歯磨き粉等、当院にも取り扱いがあります。お気軽にお問い合わせください。
辛いですがつわりはいつか必ず終わりが来ます!できる範囲でのケアを行っていきましょう。